55歳前後になると、今まで勤めていた職場を辞めるタイミングって、難しいですよね。
若い時なら、いくらでもやり直せると思えます。
今は定年も伸び、60歳、65歳、70歳が定年という職場もあります。
もちろん定年まで5年、10年、15年とあるので定年まで働く方もいらっしゃいます。
そこそこのキャリアがあり、役職が付きそれを捨ててまで仕事を辞める方は
今の日本ではあまりいないと思います。
役職とかはないけど、この仕事が好きで定年まで続ける方もいます。
また、今更他の仕事を探して、そこで新しい環境、人間関係についていけるか不安で
めんどうだから定年まで頑張ろうという方もいます。
55歳過ぎてから仕事を辞めたくなる場合、いくつかパターンがあると思います。
1.今の仕事が体力的に続かなくなった。
2.仕事に対するモチベーションが落ちてきた。
3.職場のなかでじぶんは浮いているとかんじてきた。
4.後から入ってきた若い人に仕事面で劣等感を感じる。
5.しばらくのんびり家ですごしたいと思う気持ちが強くなった。
6.このまま老いていく自分をさらして、ここの職場で終わらせるはの嫌だ。
7.ここの職場で自分ができることは、やり切った感がある。
8.だいぶ前から定年後のことを想定して、計画的に次の仕事を準備していて今がその時期。
理想は8番の
「だいぶ前から定年後のことを想定して、計画的に次の仕事を準備していて今がその時期。」
ですが、私はそれができなかったので仕方ないです。切羽詰まった感じでギリギリのところで
アクションを起こし、やりたいことを見つけ準備に入りました。
思いついた時がその時かなと思っています。
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55歳過ぎてから仕事を辞めるタイミング
仕事を辞めたい気持ちが高まってきても、ブレーキを掛けるものがあります。
それは経済的なことです。私が今仕事を辞めても、生活がやっていけるか。
一番大事なことです。そこをしっかりしていないと家族に迷惑をかけることになります。
本当は理想としては辞めた後、次の仕事が軌道に乗るまでの蓄えがあれば安心です。
年金を頂くにはまだ数年待ちます。
私の場合、会社勤めをしながらリンパマッサージのサロンを開きましたが
すぐに軌道に乗らずとんとんでやっていました。蓄えもそんなにありませんでした。
が辞めるタイミングがあるのです。次のことで仕事をやめるにいたりました。
・先ほどの「仕事を辞めたくなるパターン」の1~7が絶調に来てたことで、
このままでは病んでしまうかと思った。正直「辞めたい病」の心境になり職場に行く足取りも重くなりました。
・私の実の父が亡くなり、その前の年に母が亡くなり、両親が亡くなり無事にお葬式をできたことで
自分の中で一つお役目を果たしたかなという思いが強くありました。(お葬式に会社の多くの方からご香典を頂き、コロナ禍の中にもかかわらず、上司に参列いただき両親にはなむけができたと思いました)
・家の家計を考えて、私が会社を辞めても何とか生活ができること。
で、とうとう会社を退職するにいたりました。
経験してわかったこと
1・心と体は正直におしえてくれる。もうやめる時期だよって。(素直に従う)
2・何かきっかけがあるので、それをないがしろにしない。(私は両親が亡くなったこと)
3・経済的なことはそんなに心配しないでよい。(失業手当もある)
4.次の人生を考えて楽しんだ方が良い。(今までやれなかったことをやるとか)
5.健康であれば、今55歳であれば人生100年としてあと45年あるから何かできるかも。(いくつからでも大概のことは始められる)
結果、辞めるまでズルズルしていたけど、木の実がポトリと落ちるように、熟した時期がきたら割と自然に辞めるにいたった。
いざ辞めても、悔いはなくポジィティブになれた。落ち着いて自分のことをや周りのことをみれるようになった。
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